イギリスに、来たばかりの時、
ちょっと恥ずかしい出来事がありました(。´Д⊂)
昼食介助の時のグラタンがあまりに熱かったのです。
レジデンツが食事に”ふうふう”と息を吹きかけて冷ましていたのです。
少し大変そうに見えました。
その時に、スタッフから
”blow !!(ふうふう手伝ってー)”
と言われたと思って、
「OKわかったよー、了解!!!」なんて言って、
そういう文化なのかとも思い、
僕は一生懸命、 ”ふうふう” して冷まして提供したんです。
でも、ほんとは、Don't blow(ふうふう、するな)
と言われていたらしく、
後でマネージャーに怒られてしまいました。
その場にいたスタッフは気を使って、
遠回しな表現で僕にそれはよくないって言っていたみたいなんです。
でも遠回しじゃ理解ができなかったんです(。´Д⊂)
怒られる意味が判らなかったんです(笑)
後で聞いたら、食べ物にフーフーするのって、
こちらではマナー違反な行為なんだそうです。
熱くてすぐには食べられないものに”フーフー”と息を吹きかけて冷ます食べ方。これって私達にとっては普通ですよね。しかし、これは欧米ではやってはいけない事だったんです!
欧米では食事の際の”音”と”品位”にとても気を使います。スープや麺類を音を立ててすすらないだとかいうのは有名ですね。同じようにフーフーと息を吹きかける音も品が無く見えてしまうようです。
また、息を吹きかけて冷ますというのが焦って食べているようにも映り『みっともない』とも思われかねません。
コーヒーなどの温かい飲み物を飲む際も気をつけましょう。