先日のCare Showにて、

僕の一番興味を引き付けたのが、

「Virtual Dementia tour」でした。

日本語で言うと、「仮想認知症体験ツアー」でしょうか、、、。


一般の人が認知症の方の感覚を疑似体験できるとのことでした。

レントゲンの検診車のような大きなトラックが展示会会場に入っており、
その中で、疑似体験をしました。

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最初はVRのような、疑似体験を予想していたのですが、、、、

そういったのものではなかったです。

上記の写真のように、

前がほとんど見えないくらい色の濃い特殊なゴーグルと、
ものをつかみにくいほどの分厚い手袋、
靴の中に滑りやすい下敷きを入れて歩きにくくした状態になり
どでかいヘッドホンを装着します。


しばらく、して、手引き歩行で、暗闇の部屋に連れていかれます。

その暗闇の部屋は、緑と赤の光線がチカチカしている空間に、
ソファーと簡易的なキッチンと机と箱がありました。

ヘッドホンからは、目覚まし時計のジリジリという音と、トースターのパンが焼ける音と、救急車のけたたましい音が交互になって、かなり騒々しい。

歩きにくいですし、ゴーグルが視界を遮ってて見えない。

箱の中から何かを取り出せというようなことを言われたのですが、

箱を開けたのですが、箱の中身はなんだかレゴのブロックのようなものが、
たくさん入っていて意味が解らない。

そんなので、どうしたらいいかと思って困っていると、、、

ぬいぐるみを渡されて、スタッフに連れていかれ、ソファーに座らされました、、、。


まったく意味がわからない。。。
混乱と不安。騒音。

その後しばらくして暗闇の中、ただ座っているうちに
このツアーは、終了しました。


この混乱や不安が、認知症の疑似体験ということなのでしょう。

貴重な経験にはなったのですけどね、
何かすこし違和感を感じました。

この体験は、認知症の方を疑似体験するというよりは、

介護施設などの認知症の方を無理やり座らせたり、本人の意思を無視したようなケアをされるとどんな気持ちになるかは疑似体験することはできたのかもしれないですが、


実際の認知症の方の疑似体験ではないなあと思いましたね。


認知症の方は目が悪いわけでは無いですし、
耳が悪いわけもないですし、
体が不自由な訳でもないのに、
なぜそういうシチュエーションを作って疑似体験を謳うのかは疑問でした。。。



しかしながら、この仮想認知症体験ツアーは、
イギリスのケアラーだけでなく、
消防士や警察などにも取り入れられているそうです。



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