旅する介護福祉士のブログ(*゚▽゚)ノ

とある介護福祉士のブログ
日本で有料老人ホームで働いたあと 英国福祉施設でボランティアワークして
世界を旅して出会った、ベトナム、ハノイの老人ホームで働くことになりました-

第一回”世界をつなぐKaigoカフェ”

11月24日(土)の”世界をつなぐKaigoカフェ”の詳細が決まってきました。

テーマ 「幸せな介護の未来のために、ベトナムと日本に今、必要なこととは?」

①日本に帰化した日本の看護師資格を持つベトナム人医療通訳者から、「ベトナムと日本の医療介護の制度の違い」をトーク形式で。

②JICAの日本人OTやPT、介護福祉士を取得後EPAで帰国したベトナム人の女性、学校で日本語と介護技術を教えている日本人介護福祉士からのショートプレゼン。

③「幸せな介護のため、ベトナムと日本に、今必要なこととは?」というテーマで、対話による共有。
という流れを考えています。

今回はみなベトナムで生活をして、現場の第一線で働いている方からのお話がうかがえます。
日本の都合で議論が進む中、相手の靴を履いて、同じ目線で考え、現地にいる私たちだからこそ、発信できるものがみつかるようなカフェになればいいな~と思っています(^^)/

場所探しにほんとに困っていたのですが、岡山の大学で保育を学んでいるMINA日本語センターのオーナーのVu Thaoさんが、日本人のイベントならと、快く場所を提供してくれました。

当日は、学生が運営を手伝ってくれるそうです。

こうしたつながりがどんどん広がって、押し付けではなくて日本が広まっていけばいいなあと思っています。

そんな、不思議なつながりで開催される
”世界をつなぐKaigoカフェ@ハノイ”
11月24日(土)18時半~
日本人、ベトナム人、たくさんの方にお会いできることを楽しみにしています(^_-)-☆ 
よろしくお願いいたします(^^)/


お申し込みはフェイスブックにて受付しております!
https://www.facebook.com/events/2026300800984411/

ニンビン観光(^^)/(^^)/

ベトナムのハノイから南に200キロぐらい行ったところにある、
ニンビンという古都に観光に行ってきました。

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のどかな時間。


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洞窟がたくさんあって、王様も優雅な時間を過ごしたのでしょうか?

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このあたりは、ヤギが有名。
ヤギ肉をいただきました。


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衝撃。。。

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ヤギの丸焼き。

ヤギチャンかわいそう。。。

ベトナムで介護をして3ヶ月

3か月たって、だいぶ生活にも慣れてきました。

僕は基本的に現地のスタッフとともに、
食事、排せつ、入浴などの介助とアクティビティを行いつつ、
日本の介護を伝えたり、週に1回と休み時間を利用して日本語を教えています。
イギリスにいたときは日本人は働きすぎだと思っていましたが、
ベトナムは週6で働きます。
ベトナム人働きすぎ!!!

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僕は外国人なので休ませてもらえるかと思っていましたが、そんなことはありませんでした(。´Д⊂) 
(さすがに土曜は半休にしてくれました。)


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ベトナムには介護という資格がありません。
働いているのは看護師です。
だから、僕は経管栄養も、痰吸引もできないし、アナログな血圧計も使えなくて、一体、日本の介護士は普段何やってるんだという疑問を持たれました。
そんなわけで、当初、”介護”と”看護”の違いを説明するなんてことが、たびたびありました。
これが、本当に難しくて。。。
改めて、”介護”ってなんだろうって自問自答する日々でした。
介護ってなんだ?


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ベトナムの生活も文化も言葉も知らないで、偉そうに日本の介護を押し付けるなんて、僕はできないししたくないし。
だから、必死に、生活に溶け込んで、文化を知って、信頼してもらおうと、毎日、毎日。利用者さんを知る努力。
気が付けば、たくさんの利用者さんが、”つっちー””つっちー”って呼びかけてくれる。現場ってさ、一番近くで、利用者さんに必要とされるし、ダイレクトに役に立ってる実感がある。それは、国が違っても同じ。
あるおばあさんは毎日のように、昼食を食べた後、部屋に戻ってからまたでてきて、僕を息子と勘違いして、一緒に昼ごはん食べようと。

あるおばあさんは、お昼寝のあと、世間話をひたすら(言葉がわかんなくて、うなづいているだけなんだけど、話がとまらない。)
そんな毎日。そんな日常。
できないことも多くて、それでもスタッフはみんな ”センセイ” って言ってくれて、ぜんぜん先生なんかじゃないけどね。

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押し付けていないけど、少しずつだけど、僕がいることで、変化は起こっていて、それを、みんなが受け入れようとしてくれているのが、とても嬉しいです。

こちらにいるからこそ、見えてくる日本のよさもあるし、ベトナムの良さもたくさん感じます。

視察に来る人がたくさんいるけど、日本の都合だけで考えず、ベトナムと日本の介護が発展して、ベトナム人と日本人が幸せになってほしいと心から思います。